ヒラリラー 2015年北海道旅行記

五日目(2015/09/11)

いよいよ最終日である。と言ってもこの日はひたすら帰るだけなのでもはや旅行はおしまい…と思っていたが、色々とトラブルに巻き込まれてしまったのであった。起床したらもう青森に到着寸前で、慌てて支度をして上りの快速八戸行きに乗れたのだが…人がいっぱいで立ち席となってしまった。途中の駅から座れたのだが、ここに来て東北本線が止まっているとの情報を入手してかなり焦ってしまった。色々代替案を考え、止まっている一ノ関から福島までを高速バスで通過できるなら通過して、ダメなら仙台か郡山の満喫に一泊するということになった。

急行はまなす 急行はまなす

そして八戸駅でそばを食べる。旭川の山頭火の量が少なかったので、ここでは大盛りを頼んだらちょっと多かったようだ…けど食べきることができた。8:57発の盛岡行きに乗って盛岡に、ここでは座ることができた。あっという間に盛岡に着き、次は問題の一ノ関行きであるが、一ノ関から先が止まっているなどの放送が全く無いために本当に止まっているのか…と疑うレベルであった。一ノ関行きからはロングシート地獄が再び始まったわけで、車内も立ち席が出るくらい混雑していた。けどまあ、既に座席なんてどうでもいいと思うくらいになっていたので、ロングシートでは素直に爆睡していた。そして一ノ関に到着し、やはりというか案の定上り列車は運休となっていた。

無慈悲な運休 無慈悲な運休

仕方がないので仙台行きのバスは動いていたのでまずは仙台に(\1600)バスに乗って分かったが、普通列車のロングシートに対してバスはクロスシートな上に運賃も安いと、電車が敵うわけないなと感じた。まあ、ここらへんの出費は痛かったが、当日中に帰れることと、ちょっと高めのグリーン車だと思えはそれで済む話だった。

ピンチヒッター登場! ピンチヒッター登場!

高速を走行し、少し寝ている間にあっという間に仙台に到着。仙台到着が少し遅れたことと、福島行きのバス乗り場が何処か分からなかったので、出発便を1つ送らせて30分後の便に乗ることとなってしまった。仙台から福島までは同様に高速走行の快適シートでお値段\1,100.やはり高速バスも悪くはないなと実感することができた。一見空は晴れていて、台風なんて何処にいるんだよと思ったが、どうやら前日の台風の影響で線路が水没してしまったのが原因のようで、高速道路から途中見る河川もどれも濁流になっていたのでやはりすごい雨が降っていたのだなあと実感できた。

仙台駅は完全に麻痺状態でした。 仙台駅は完全に麻痺状態でした。

福島駅到着から、上りの黒磯行きとの接続時間は15分ほど、結構ギリギリの接続であった。しかしながら、この黒磯行きに乗れたことで当初の予定どおりの流れに合流することができた。黒磯行きの普通列車ではセミクロスシートなので、高速バスと組み合わせて運良くロングシートをほとんど経験せずロングシート地獄を突破することができたのであった。

乗り継ぎ成功! 乗り継ぎ成功!

福島駅の下り列車にはカシオペアの案内があったが、福島から一ノ関まで止まってるのに大丈夫か?と思ったが後日調べた所案の定、福島駅で立ち往生してしまったようだ…そんなカシオペアは初めすれ違うときに撮る気マンマンだったが、既に日も暮れて、しかも高速ですれ違うので撮ろうとしてもまともな写真にはならないだろうと思い断念。カシオペアとは終点の黒磯到着の寸前ですれ違った。終点の黒磯到着付近でデットセクションを通過したためか一瞬車内が暗くなり、すぐに元通りになって黒磯駅に到着した。

黒磯から宇都宮まではまたロングシートだったが、まあ40分位の区間なので問題はなし。車窓も真っ暗なので寝てたら一瞬で到着した。宇都宮からは通勤快速上野行きの乗り、大宮で下車。実質的な旅行はここでおしまいで、後は通勤電車を乗り継いで帰宅するだけであった。

大宮到着 大宮到着