ヒラリラー 2015年北海道旅行記

四日目(2015/09/10)

西北見駅スタート、朝の北見駅は通学客で賑わっていてちょっとビックリした。意外と中高生の利用が多いんだなぁ…ちょっと自分が場違いな感じがして少し居心地が悪かった。釧路で本屋の件は懲りたので、無理に本屋は探そうとせずに駅前を軽くぶらぶらして、30分くらい前に北見駅に戻ってきたが、特別快速きたみでいい席を取ろうとしてホームに行こうとしたら、出発10分前くらいにならないと改札を始めないとのこと。東京ではそんな習慣全くないので少し驚いてしまった。どこに並べばいいのか分からなかったが、改札前に列を作り始めたのでそこに並ぶ。行動が早かったのか3番目に並ぶことができた。改札が始まる頃には20人位が並んでいたので、特別快速きたみは意外と混雑するんだなと、事前には聞いていたものの実感することができた。

特別快速きたみ 特別快速きたみ

特別快速きたみは上白滝駅通過の際に写真が取れるように左側の席を取ったつもりだが、遠軽駅でスイッチバックがあったせいで逆側になってしまった。ここの天気は非常に良く、風景も周りに森しかないので割りといい写真が撮れたのではないかと感じた。できれば少し外に出て撮影したかったが・・・

白滝駅は綺麗に撮れた 白滝駅は綺麗に撮れた

丸瀬布駅を過ぎるといよいよ石北本線超閑散区間である白滝カルテットに突入する。下白滝駅と白滝駅は撮れたが、肝心の上白滝駅は一瞬で通過してしまったために撮るタイミングもなかった。そのまま上白滝から上川までの長い一駅を過ごし、上川に着いてから眠気に負けてしまい、気がついたら旭川駅に着いていた。

ごはんだぞ!(ごはんじゃないぞ) ごはんだぞ!(ごはんじゃないぞ)

旭川駅は大型書店があったおかげで、目的の本を買うことができた!時間もまだ十分残っていたので山頭火の本店で塩ラーメンを食べてきた。少し量が少なかったので、大盛りにすればよかったなあと感じたが、知らないで大盛りにすると死ぬこともあるので(主に二郎)仕方がないといえば仕方がなかった。

山頭火本店にて 山頭火本店にて

腹ごしらえが終わったので、いよいよに札幌に向かう。その前に岩見沢の温泉に立ち寄ることとした。13:38発の普通岩見沢行きに乗ったが、この区間も普通列車はほとんど走っておらず、特急が過半数を占める区間であった。北海道ってどうして特急がほとんどみたいな区間が多いんだろうか…ここからはガタガタやかましいキハ40やキハ54などの気動車ではなく、電車なので車内は静かで電車ってこんな静かなものだったのか…と思ってしまった。すっかり気動車に慣れてしまったのだろう・・・シートも京阪間の新快速や、東海道線のグリーン車に匹敵するレベルがタダで乗れたので非常にグレードの高い普通車であった。

札幌近郊の電車は強そう 札幌近郊の電車は強そう

岩見沢から先は札幌都市圏内で、区間快速などの通勤列車も充実しているので安心な地区である。岩見沢から一駅先の上幌向駅で降りて、10分位歩いたところにある温泉ゆららで4時間位滞在した。ここもとてもいい温泉で、釧路の幕別温泉ほど広くはないがお風呂の種類も何種類かあり、サウナと水風呂、そしてなんと露天風呂にはテレビが付いていた。露天風呂にはテレビが付いてるのは割りとアリで、近くには空を見ながら休めるベッドというか椅子も置いてあった。後、ここは休憩室も充実していて、初めは気付かなかったが休憩室と仮眠室の2つがあり、休憩室は東京のスーパー銭湯にもあるが、仮眠室というのはなかなか見かけない設備であったが、時間の都合上使えなかったのが悔やまれるのである。休憩室にはコンセントがあったので充電、割とこれも助かった。

第二のオアシス 第二のオアシス

惜しみつつもゆららを出て、札幌に向かう。途中のセイコーマートで2Lのお茶を買ってしまったのだが、割りとリュックにフィットしたのが驚きだった。40分位で札幌についたが、まず飯を食うところが時間的にない!昼に山頭火食べたので札幌ラーメンもどうかな・・・となってしまい結局吉野家の牛丼になってしまった。お土産屋も初めは何処もしまってて、もういいかなと思ったが運良く空いている所を見つけてそこでブラックサンダー(限定版)を購入

後はもう北海道に未練はなく、22時ちょうど発の急行はまなすに乗車して一路青森を目指した。帰りのはまなすでは運良くのびのびカーペットが取れたので横になりながら青森まで行くことができた。苫小牧までは興奮して寝なかったのだが、せっかくカーペット取ったのに寝ないのもどうなのかと思い、苫小牧を過ぎたあたりで就寝。そして爆睡してしまいいつの間にか函館での機関車付け替えも青函トンネル通過も終わり青森に到着寸前であった。

のびのびカーペットが取れました のびのびカーペットが取れました