ヒラリラー 2017年北海道旅行記

7日目(8月11日)

ここからは書いたのが旅行してから大分経ってから書いたので細かい部分の記憶を忘れてしまい、ダイジェストでのお届けとなってしまいますがご了承ください。

網走監獄観光

昨日から引き続いて同じホテルのオホーツクインに二連泊であったため、昨日は荷物はホテルに置きっぱなしであったが今日はそうも行かずすべての荷物を持って網走駅まで移動。網走駅からはバスに乗って網走監獄博物館へと向かった。網走監獄の博物館は見どころがありすぎて、2時間半くらい時間を取っていたのだが全く時間が足りなかった。明治時代の古い監獄の状況を説明するゾーンも多かったものの、現在の網走刑務所を解説したコーナーも予想以上に面白く、監獄の移り変わりというのを感じられた。網走監獄というと厳しい地の果ての監獄と言うイメージが強いが、実は明治時代まで遡ると集治監と呼ばれる制度があり、重罪人を強制労働で死ぬまで酷使していたという、明治時代の闇も見えてくる。それに比べると厳しいながらも命の危険はとりあえずない網走監獄がまだマシに見えてくる…かもしれない。集治監が廃止された穴埋めを担ったのがタコ部屋労働でして、この日通った常紋トンネルもそれによって作られて多くの死者を出した暗い歴史があるわけですね。話を戻して放射状に伸びて監視のしやすい監獄や、斜め格子で対面の人間と目が合わない構造なのはなかなか興味深かった。なんかのゲームのアイディアにはなりそう。監獄だけじゃなくて昔の網走法廷も再現していたのが面白かった。昔の法務官ってこんな格好していたんだな。本当は名物の再現監獄飯が食べたかったのだが、時間が足りずに断念。次来る機会があったら食べたみたいものである。

網走監獄 網走監獄

札幌まで戻る

網走駅に戻ってきて、乗るのは11時58分発の遠軽行き普通列車。2年前の北海道旅行でも石北本線を使ったのだがこの時は特別快速きたみを使って移動したのだが今回は普通列車を使って石北本線の超閑散区間を突破するのである。

遠軽駅にて 遠軽駅にて

まずは遠軽行に乗って遠軽へ移動。遠軽では1時間半ほど次の列車まで時間があるので夕食?を食べる。駅そばを食べようかと思ったのだが少し歩いたところにある街中のそば屋で月見そばを食べた。16時35分遠軽発旭川行きに乗車して石北本線超閑散区間を抜けたが、一昨年と違って雨が降っていっため残念ながら車窓はイマイチであった。ちなみにこの区間を追加料金無しで乗れる列車は二本だけで、一本は特別快速きたみ、残り一つがこの4620D普通列車である。上川では停車時間があったため一旦列車を降りて写真撮影をし、その後は日も暮れて真っ暗になってしまったので寝てしまった。

上川駅 上川駅

旭川についたのは20時で、そのまま岩見沢行き、手稲行きに乗って札幌駅に着いたのが23時16分。この日はもうちょっとだけ移動してそのまま千歳駅まで移動。そしてなんと7日間あった北海道&東日本パスの有効期限を使い切ってしまったのであった。日付は島松駅で変わるため島松駅→千歳駅の乗車券が必要なのだが、どこで精算したのかは忘れてしまった。・・・と思って写真を見てみたら札幌まで行かないで白石で降りて千歳方面の列車に乗り換えて、0時前に千歳駅に到着していたようだった。この日はそのまま千歳駅の満喫で宿泊。