ヒラリラー山陰本線旅行記

1日目(8/22)

出発から新幹線乗車まで

旅行初日は朝5時に起床。前日は2時半までアニメを見ており盛り上がってしまったので結局2時間くらいしか寝れないままこの日を迎えてしまいました。どうも旅行の前の日というのは興奮のせいなのかあまり寝れず寝不足の状態で迎えることが多いです。これが旅行中に爆睡につながるのでなるべく直したいところでありますね。

この旅行はだいぶ前から計画していたせいなのか、当日朝になってもなかなか出発するという実感が湧きにくかったですね。自宅最寄り駅から色々経由して、かしたんとの集合地点である東京駅に向かいます。その過程でもまあ色々あったのですが…ここでは省略します。朝方ということで本来はラッシュ直撃なのですが、同時にこの日は台風が直撃してたせいかそこまで東京行きの電車も混んでなかったですね。しかも運良く座れたので悠々自適に東京駅までは向かうことが出来ました。

そして東京駅に到着し、かしたんと集合。かしたんとの集合は比較的すんなりと出来たのでよかったです。ここから新幹線乗車、新幹線に乗るのはまつ氏と北陸旅行で糸魚川から新高岡までワープした時以来で、今回は東京~京都間フルで乗るので、このようなフルに限定すると新幹線に乗るのは本当に数年ぶりかもしれないですね。

東京駅1番線ホーム 東京駅1番線ホーム

新幹線乗車から京都観光

台風の影響は東京駅到着後に加速し、自宅を出発する際には小雨程度であったのが東京駅では土砂降り、これは新幹線止まるな…と覚悟も決めていたのだが、予想に反し定刻通りに走行してくれた。新横浜を出てから熱海の当たりまでは猛烈な雨と新幹線のスピードによって新幹線の窓に雨の川が流れるという凄まじい事態になっていたが、掛川を出たころには晴れ間がみえ、名古屋ではすっかり快晴になりました。

新幹線車内ではかしたんと一緒にシンカンセンスゴイカタイアイスを注文、アテンダントさんが「固いのでしばらくしてからお召し上がり下さい」って言った直後にかしたんが「いいえすぐ食べます!」って言ってたのがちょっと面白かった。それでシンカンセンスゴイカタイアイスですが、固いけどスプーン粉砕というレベルで固いわけでもなく普通においしく頂けました。けどゆっくり食べていたせいで後半はシンカンセンスゴイヤワラカイアイスになっていましたね。

シンカンセンスゴイカタイアイス シンカンセンスゴイカタイアイス

そんなこんなでほぼ定刻に京都に到着。やっぱ新幹線は早くていいですねぇーこれが在来線だったらムーンライトながら乗り継ぎでも前日0時に小田原出発で京都到着は9時くらいですよ。そしてまつ氏と集合。まつ氏はこの旅行の前に帰省や北陸旅行を行っているので、彼にとってはこの辺が折り返し地点なのかなーとか思うが、自分にとってはここが出発点である。個人的には自分も立山黒部アルペンルート行きたかった…それはさておき、京都観光に繰り出すために京都バス一日乗車券を購入、これは中三の時の修学旅行でも買った記憶がありますね。事前調査で京都鉄道博物館行の便の調査はしていたのですが、現地では10分おきに来るわ、誘導はされているので事前調査より1本遅くなっても問題なく乗れましたね、やはり鉄道ダイヤや田舎のバスダイヤは調べるべきであるが、こう言う有名観光地であれば案外行き当たりばったりでもいけるものだな・・・と、ただ過信しすぎると痛い目を見てしまいますね。

京都鉄道博物館に入り、この前に行ってきた大宮の鉄道博物館と違う点を色々探したりもしました。ベースとなるところは同じだけれど、やはり大宮は関東より、京都鉄博は関西よりの解説をしてましたね。しかし大宮と共通するのは三等車やB寝台、普通車などのグレードの低い座席ばかり一般開放していてグレードの高い座席などは開放していないのはどうしてなんですかねえ…大宮鉄博の時には昔の路線図に異常に盛り上がってのですが、今回は時間がなかったのでそこまで一つのものに集中して盛り上がるということはありませんでしたね。ただ、個人的には鉄道省時代の特急燕の食堂車メニューの再現は結構盛り上がりました。(二人は行先表示器の方に盛り上がってましたが…)

屋外には梅小路蒸気機関車館が併設してあって、転車台とSLが静態保存してありました。蒸気機関車館から撮った写真は快晴でとても綺麗でしたが、その反面日差しが強くとても暑かったですねえ。途中から耐えられなくて屋内に入ってしまいました。

梅小路蒸気機関車館 梅小路蒸気機関車館

京都鉄博の観光も終わり、続いては京都鉄博を出たすぐにあるラーメン拳で昼食、拳ラーメンとライスを頼みました。なんだか食べログでNo1のラーメン認定みたいな表示がずらずら並んでましたが、うまいっちゃうまいけどNo.1かと言われるとう~ん、となってしまいますね。まあ俺味音痴なんであまり人と感性合わないんで仕方ないんですけど…(その分食事が安上がりで済むというメリットも有る)

拳ラーメン&ライス 拳ラーメン&ライス

食事が終わり、一旦京都駅を経由して次に向かったのは銀閣寺。銀閣寺はぱっと見では何処にでもあるような古民家ですが、室町時代の建造物だと考えると趣を感じますねえ。あと、銀閣寺に入った途端に気付きました。そういえば修学旅行で来てたよな、と。さすがに修学旅行からもう8年位立っていたので大分忘れていましたね。銀閣寺では幸いにも入り口でキャリーバッグを預けられましたが、清水寺は預けられず、またバス停の清水道から1kmくらい歩く必要があり、また観光客でごった返していた上、炎天下や高低差が激しいことからすっかり疲労困憊となってしまいました。その上に電車の時刻も迫っていたので、清水寺の中で少し休憩はしましたけど基本的には表面上だけさらっと見学するだけにとどまってしまいました。今度京都に来るときには3日くらい時間を取ってじっくりと見学したいですね。

銀閣寺 銀閣寺

山陰本線の第一歩

そして18:39発の快速福知山行きに乗車して、いよいよ山陰本線の旅の第一歩が始まりました。これで福知山までは一安心…と思いきやまさかの園部で前より2両しか福知山に行かないことが判明!慌てて2両目に移りましたが、混んでしまいましたねえ…けれどすぐに空いたので良かったです。

快速福知山行き(この車両は園部行き) 快速福知山行き(この車両は園部行き)

途中大きな遅れもなく、京都から2時間程で福知山に到着です。関東勢としては京都と福知山はそんなに離れていないような感覚がありましたが、実際には快速で2時間、実は東京と高崎より離れているんですよね。そう考えると遠いなあと思いましたね。さてさて、駅から10分ほど歩き(途中コンビニで補給も済ませ)、本日のお宿となるニコニコカプセルホテルに到着です。なんというか地元の会館とネットカフェに併設されるように一角にカプセルホテルがあるというなかなか面白い構造をしていました。平日パックだと2000円で泊まれて温泉も入れ、ネットカフェも使えるしフリードリンクというまさに至れり尽くせりのサービスです。今度また機会があったらじっくりと泊まって行きたいですね。ここに併設してある温泉も、竹取の湯とかお風呂の王様と比較してしまうと大分見劣りしてしまいますけど、カプセルホテル基準で考えるとお風呂も何種類かあるし、激狭ではあるけれど一応露天風呂もあるしとそこそこ充実していましたね。ただ設備がやや古臭く感じたのが若干の減点ポイントです。食事は隣りにあるガストで取りました。ガーリックチキン的なモノを食べまして、そこそこ美味しかったですね。温泉から出たあとまつ氏としばらく話して、12時くらいに就寝しました。起床したのは5時半なので5時間半くらい寝れましたね。もうちょっと余裕を持った旅がしたかった…

ドリンクバーが嬉しいカプセルホテル ドリンクバーが嬉しいカプセルホテル